人間の心は深淵である。深すぎて覗くと恐怖を感じる。

瞑想によって、意識にある幾万もの雑念を通り過ぎて沈み込む。

すると深淵と呼ぶべき、深く暗く、覗いても底が見えない大きな淵に辿り着く。

心の深淵には狂気がある。誰にでも狂気がある。それは奥底に秘められている。

深淵とその中にある狂気を恐れずに覗き、足を踏み入れる。

そこは凄まじいエネルギーの本流である。無意識のエネルギーの本流である。

そこから更に進むと、無意識に繋がる枝に辿り着く。

そこから先は言語化不能である。