生活が豊かな時は窮乏を忘れてはならない。

今の生活が無限に続くわけではない。今立っている土台がいつまでもあるわけではない。

豊かな時こそ、貧しさを心に留めよ。

しかし、貧しさに囚われてはならない。

貧しさに魂を食い尽くされるな。

人間性と尊厳を貧しさに蝕まれる。

さもないと現在を失い、死ぬまで「窮乏」という牢獄に囚われたままになる。

豊かさと貧しさを正しく自分の管理下に置かなければならない。

豊かな時こそ自惚れず貧しさを忘れるな。

貧しい時こそ心を豊かにせよ。