世界はこうである、という理解は決して共有化されない。
自分の世界は自分だけのものである。
なぜなら、この世界を認識しているのは自分だけであるからである。
人は、他人の認識している世界を決して自分のものとして認識できない。
世界は一人ひとり違う。
あなたの見えているものと、私の見えているものは違う。
あなたの認識している世界と、私の認識している世界は違う。
あなたの生きている世界と、私の生きている世界は違う。
しかし、私たちは違う世界に生きながら、共に生活している。
異なる世界にいるが、すれ違ってはいる。それが社会である。
社会は異なる世界に住む者が、すれ違いながら生きている場である。
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