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認識について5 認識不確定性原理・認識不完全性原理

「認識について4」の続きです。

前回は「主体」は「認識」・「内的存在」の根源であることを述べました。

私たちは「主体=私」があることで、そもそも「認識」することができます。

そして、また「主体」の覚知は一人ひとり異なるということもお話しました。

今回は、いよいよ結論である、認識不確定性原理、認識不完全性原理について述べます。

1. 認識不確定性原理

まず、認識の不確定性について。

「主体」が違えば、「私」であるという覚知も異なります。これは「主体」の相対性と言い表せます。

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認識について4

「認識について3」の続きです。

前回は「認識」というシステムについての話で、「認識」は「感知」と「識別」という2つの機能によって構成されているということを確認しました。

今回は、「主体」について考えてたいですが、まずは前回の補足からいきます。

前回の最後は、私たちは「認識」に生み出された「内的世界」の中で生きているというところで終わりました。

1. 内的世界

突然出てきた「内的世界」という言葉について説明します。

私たちは「認識」というシステムを通して「内的存在」を生み出します。

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認識について3

「認識について2」の続きです。

前回の話の中で、結論として「認識」には原理的に導かれる根源的な欠陥があること、他者と確定的で完全な「認識」共有する基盤を構築することは不可能であると述べました。

今回は、なぜそのような結論に至ったのかを説明するために、まず「認識」のシステムについてお話いたします。

私たちは認識という言葉を聞くと、情報を受け止め、それをどのように脳で処理するかという過程だと考えます。

私がこれから述べる「認識」とはそういった脳の働きも含みますが、より根源的な意味を持っています。

「認識」は大きく分けて「感知」と「識別」の2つの機能に分かれます。

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認識について2

前回の「認識について1」の続きです。

「認識」についての自論を展開いたします。

私たちが普段生活する時にはほとんど意識することはありませんが、私たちは自分が今見ている風景、感じている経験は、他の誰かときっと共有できると当然のように考えているはずです。

私とあなたが、同じ時間、同じところに出かけ、同じ風景を見たならば、二人はほぼ同じ光景を見れたと普通は考えます。

他にも、同じお店に入り、同じ食事を注文して、食べたならば、その味を共有できると考えています。

私たちは自分が感じている感覚は同じ体験をすれば、他の人も同じ感覚を味わうと思っていますし、同じものを見れば、同じ「認識」をするはずだと考えています。

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認識について1

私たちは言語や非言語(表情や仕草など)を用いながら。他者と意思疎通を図っています。

しかし、私たちが生きる世界は誤解や偏見、事実誤認から様々な争い事が絶えず起こり続けています。

コミュニケーションの齟齬は人間関係の小さな争い事だけでなく、時に殺人、また国レベルでは戦争にまで発展することがあります。

なぜ、私たちの世界はこんなに争い事が多いのだろうか?

なぜ、こうまでコミュニケーションとは不完全で、不確定なものなのか?

私はそれを考えてきました。

そして、私なりの答えが1つ見つかりました。

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一番大切なもの

生きる意味とは何か?

これは漠然としていて答えようのない質問です。

種の保存こそ、生命の存在意義と答える方もいらっしゃると思います。

しかし、私たち人間は単に繁殖すること以上に、知的創造性が与えられています。

人間は種を保存することだけではなく、自らの人生においての意味を見出そうとします。

それは自分のアイデンティティと密接に関わってきます。

もし、生きる意味を考えることもせず、ただ毎日を暮らすだけの人生ならば、それは精神的には動物と何も変わりません。

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指導方法

私たちはこの人生の中で色々な人の指導を受けながら、成長していきます。

親、教師、上司、あるいは兄弟、姉妹、親戚、近所の人、友人。

色々な人が私たちを指導しています。

指導というと堅苦しいイメージですが、要は「与える影響」と言い換えることができます。

私たち自身も色々な人に影響を与えています。

私たち人から受ける影響というのは、人生において極めて大きなものがあります。

今の私たちの人格はその影響から形作られていったと言っても過言ではありません。

同じ遺伝子を持っていたとしても、育つ環境、つまり出会った人、受けた指導や教育によって全く異なる性格を持ち、違う人生を歩む可能性も十分にあります。

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自己肯定

皆さんは自分に自信がありますか?

ある記事によると日本人は自己肯定感がとても低いといわれています。

「自分に自信がありますか?」という調査に対して実に57%の人が「いいえ」と答えたそうです。

これはちょっと普通ではない数字です。

自分に自信がない人の方が、ある人に比べて多い社会が普通といえるでしょうか。

2人に1人以上は自分に対して自己肯定感を持てていないのです。

自己肯定感は心理学的には “self-esteem” =「自尊心」というそうです。

自己肯定はいうならば自分を尊重するということです。

自分は尊い存在で、色んな可能性を持っている、自分は信用するに値する存在である。そう認識することが自己肯定感です。

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積み重ね

だいぶ前に春日大社の宮司さんから教えて頂いた言葉を思い出します。

現在の自分は、過去の自分の積み重ねによって形作られています。

同じように未来の自分は、現在の自分の積み重なりによって決まってきます。

私たちの体は約37兆個(昔は60兆と言われていた)の細胞によってできています。

そして、脳細胞などの神経細胞は別にして、私たちの体は古い細胞を壊して、新しい細胞へと造り変えていっています。いわゆる新陳代謝を絶えず行うことによって地道に細胞が入れ替わっています。

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