前回、食生活を和食にすればほどんどグルテンフリーの食生活に近づけると書きました。しかし、この現代に生きる私たちからすれば毎日の食事を完全に和食のみにするということも難しいと思います。
私も最初は試行錯誤でした。しかし、色々考え込むのも良くないと考え、結局は『ジョコビッチの生まれ変わる食事』を参考するところから始めました。
現在も続けていますが、朝食はジョコビッチの言うところのパワーボウルを食べています。レシピを載せるつもりはありませんのであくまで参考までにですが、こんな内容です。
オートミール、アーモンド、クルミ、カシューナッツ、レーズン、キヌアorアマランサス、アーモンドミルク、バナナ、キウイです。
味気ないかもしれませんが、私はこれが好きです。朝食をこれのパワーボウルにしてから特に不満はありません。パワーボウルは数分で作れるものなので、時短にもなります。しかも腹持ちも良く、お昼までもちます。
昼食・夕食は雑穀米が主食です。ご飯が大好きですので(笑)。グルテンフリーを始めたことで魚の美味しさを再認識できたことが嬉しいです。今までとは違う食生活をすることで、違った新しい視点が与えられたと感じています。
グルテンフリーにしてから食べられないものは、ラーメン、うどん、パスタ、肉まん、ギョーザ、揚げ物などですね。しかし、私にとってそれらの食べ物はそれほどこだわりのあったものではないので、割り切って考えています。もしラーメンなどに特別のこだわりのある方でしたら、そば粉からラーメンを作ることができるそうなので、自分で作ってみるという手もありますね。
後は、洋菓子で食べられるものはほとんどなくなります。洋菓子の多くは小麦粉を使っていますので、スイーツ好きの人には苦しいところかもしれません。しかし、幸い私は洋菓子にもさほどこだわりはありませんでしたので、特に不満はありません。
さて、グルテンフリーの食生活を実践してからの変化を紹介したいと思います。一番の変化は体重ですね。グルテンフリーにしてから毎日体重を記録していますが、実践し始めてから2週間で-2kgの変化がありました。1か月後では-4.6kgです。急激な減量で危ないのではと思う方もいるかもしれませんが、ジョコビッチ選手もグルテンフリーの生活にしてから同じように急激な体重変化があったとのことです。グルテンフリーによる急激な減量というよりも、余分なものを削ぎ落とした結果として本来の適正体重に向かっているという方が正確な言い方でしょう。グルテンフリーの食生活を実践して3ヶ月目ですが現在では-10kgとなっています。
余りに大きな体重変化と思われるかもしれませんが、グルテンフリーの重要なところはあくまで適正体重に向かって行くということです。私自身-10kgに達してからは体重が安定しています。際限なく体重が減り続けるということもありません。あくまで余分なものを削ぎ落としてたどり着いた結果です。
またこれも特筆すべきことですが、私はグルテンフリーの食生活を実践してるだけであって、特別にダイエットを目的としていたわけではないということです。食事管理をするという意味で、食べる量などをコントロールすることはあっても(今までが食べ過ぎでしたので・・・)、ダイエットが主目的ではありません。また糖質ダイエットのような極端に炭水化物をカットするような危険なダイエットとも全く異なります。あくまでグルテンを食事から除外しているだけです。ですから、減量という変化はグルテンフリーという食生活の副産物と言えるでしょう。だからなのか、グルテンフリーを始めてから今まで一度もリバウンドという現象は起きていません。
それもそのはずです。何故なら、食べる量を我慢しているわけではないからです。食べたい量を普通に食べているだけです。食べ過ぎないようには注意していますが(笑)。