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たまに雑学

新約聖書の正典化の歴史1

新約聖書の正典化の歴史を田川健三『書物としての新約聖書』を基本にして紹介したいと思います。

特別な断りがない限り内容は『書物としての新約聖書』に準拠したものとなっています。

まず、『書物としての新約聖書』というタイトルがとても面白いです。

何故なら、聖書というものを神が書いた絶対不可侵なものとして捉えるのではなく、歴史の中で人間が書き、編纂した一つの書物として位置付けているからです。

新約聖書とは、後に新約聖書として組み込まれる個々の書物が書かれてから300年以上かかって、西暦2世紀後半から5世紀までの間に一つに纏められ、正統派のキリスト教会の正典とされたものです。
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聖フランチェスコ

一時期Tamaはアッシジの聖フランチェスコにはまっていました。それなりの量の伝記を読んだなという記憶もあります。

以下は、その当時の記憶をたどって、私にとって特に印象的だったフランチェスコについてのお話です。

1.アッシジのフランチェスコとは

フランチェスコは1181/1182 年にアッシジで生まれた聖人で、フランシスコ修道会の創始者でもあります。

フランチェスコは若い頃、かなりの遊び好きで、毎晩仲間たちと宴会を開いて「宴の王」と呼ばれており、親からも呆れられていました。しかし、彼はある時、教会の十字架からイエスの「行って、私の家を建て直しなさい」という神秘体験をし、回心しました。

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祈りとは

1.    祈りの誕生

祈りとは、文明の草創期から既にあったものです。祈りとは、人類が誕生した時から、行い始めた行為であるとされています。文化人類学的に言えば、祈りとは特定の宗教的な行為ではなく、人間にとって最も根源的な欲求に基づいた活動様式の一つなのです。祈りとは、人類全体において普遍的な活動なのです。何故なら、祈りとは、宗教の価値観や個人の思想を超えて、人類の発生から現在においてまで常に行われ続けてきたからです。

祈りの様式は、無数に分類されます。祈りとは、神聖視する対象、感謝する対象、恐怖する対象に対しての何らかの意思疎通を図ろうとする人間の行動様式です。また、その対象への意志の表明や表現することそのものが、祈りであるとも言えます。ですから、祈りの方法は、人間の取れる行動の数だけあると言えます。祈祷者の独白、呪文、定型句の朗誦、合掌、平伏、行進、踊り、円舞、歌、音楽、儀式そのもの、生贄をささげる行為、など諸々の行動・所作が祈りと結び付けられます。

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クリスマス豆知識4

6.現代サンタクロースの登場

前回、サンタクロースの原型が聖ニコラウスであるというお話をしました。

私たちは、サンタさんと言えば白髪で、ふっくらとした体形で、赤い帽子と衣装を身にまとった、笑顔の優しい、陽気で朗らかなおじいさんというイメージがあります。

しかし、このイメージは聖ニコラウスの時代にはないものでした。このイメージは随分後代によって作られたものです。

サンタクロースの原型である聖ニコラウスは司教でしたから、今のサンタクロースの姿とは大分印象が異なります。

聖ニコラウスは祭服を着て、杖を持ち、頭には長い三角帽子を被った、厳格なイメージです。

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クリスマス豆知識3

4.サンタクロースと聖ニコラウス

今日はサンタクロースについてお話したいと思います。

サンタクロース。世界で一番有名な白髭の老人ですね。

世界中の子どもたちから愛されている存在であり、クリスマスの象徴とも言えるでしょう。

私も子どもの頃はクリスマスの時になるとサンタクロースが来るのがとても楽しみにしていました。

サンタさん言えば、白髪で、ふっくらとした体形で、赤い帽子と衣装を身にまとった、笑顔の優しいおじいさんというイメージがあります。

後は、クリスマスの時に子どもたちにプレゼントするために、トナカイを駆って世界中を飛び回るという感じでしょうか。

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クリスマス豆知識2

3.クリスマスの日

クリスマスの話の続きです。

クリスマスは一体何の日でしょうか?

多くの方がご存じだとは思いますが、クリスマスはサンタクロースの日ではありません。

しかし、子どもたちと関わって、話を聞いていると、ほとんどの子どもたちはクリスマスがサンタクロースの日であると思っています。

確かに、クリスマスの季節になるとCMにサンタさんが登場してきますし、町にサンタさんが現れます。クリスマスの雰囲気にサンタクロースは欠かせません。

何より、クリスマス・イブの夜にサンタクロースは世界中の子どもたちプレゼントをくれます。子どもにとってみれば、最高な日でしょう。

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クリスマス豆知識1

だんだん寒くなってきましたね。

町に出てみると、だんだんクリスマスの雰囲気が出てきました。

私はクリスマスが大好きです。

皆さんもクリスマスが好きな方が多いと思います。

1年の中でも独特な雰囲気を味わえる特別な期間ですよね。

これからクリスマスの季節がやってきますので、せっかくなので何回かに分けてクリスマス豆知識をお届けしようと思います。

初回の今回は、意外なクリスマスの期間の長さについてです。

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縄文文化と原始神道5

5.原始神道のカミ観

縄文人は、豊かな感受性を持ち、ものの本質を見抜くことに長けた人々でした。彼らは、「物」の奥に隠されている本質・霊性を感じ、力ある「モノ」として尊びました。畏怖と畏敬の感情は、自分たちの生活領域に関わるモノ全てに対してありました。

いつの頃か、日本人は神聖な感情や畏れ引き起こすモノをカミと呼ぶようになりました。本居宣長は『古事記伝』において「すぐれたるとは、尊きこと善きこと、功(いさを)しきことなどの、優れたるのみを云うに非ず、悪しきもの奇(あや)しきものなども、よにすぐれて可畏(かしこ)きをば、神と云なり」[1]とカミを定義しています。

つまり、尋常ではなく偉大で、凄まじい力(エネルギー)を持っているものはどんなモノでもカミになる可能性があるということです。それも、良いものだけでなく、悪いもの、妖しい(怪しい)ものも、人間も区別なく、可畏(かしこ)ければ全てがカミになるということです。だから、日本には数えきれないほどのカミがいます。日本に八百万の神がいるとは正にこのことの故にです。

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縄文文化と原始神道4

前回までの記事で、日本人の精神的・文化的基層が縄文文化と、その文化・風土の中で培われた原始神道を源流としていることを大まかに見ていきました。

今回からの記事では、原始神道と縄文文化との関わりを更に掘り下げ、縄文人の宗教的感性、カミ観念について考察していきたいと思います。

また、原始神道は、惟神の道(かんながらのみち=神と共にあるという意味)とも呼ばれています。惟神の道が縄文人にとって、どんな意味を持っていたのかも考察していきたと思います。

その為に、まず縄文文化とそこに息づいていた原始神道とはどの様なものであったのかということから見ていきます。

4.縄文時代の霊性

前回の記事の中で既に触れましたが、縄文時代の文化は考古学的研究の積み重ねにより、私たちが想像していた以上に豊かで高度なものであったことが明らかになってきました。縄文文化は、1万年以上という非常に長い期間に渡り持続・継続していきました。

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